8 Mile

エミネムさんが絵の描き方について教えてくれるそうです


この後ろの映像が気になってついつい調べたら、自身の半自伝的な8 Mileという映画であることを知る。
この映画なんと本人主演で驚いた、そしてなにより若く見える。


EMINEM
白人なのにHIP-HOPやってる人っていうイメージしかなかったけど、この映画をみてすっかり惹かれるようになってしまった。


で、そのまま勢いにのって300円でレンタルして朝5:30に見終わった。
その後あまりにも感動して同じ絵を5時間練習して燃え尽きた。


どんな映画

OK、まず、あの映画は俺の話じゃないぜ。俺のライフストーリーってわけじゃないし、俺が俺自身を演じてるわけでもない。映画の中で俺に似てるガキを演じてるってだけだ、

                                                  2002年のインタヴュー Dave DiMartinoより



と、彼は言っているのでどこからどこまでがフィクションなのかは定かではないけれど...。


住んでるデトロイトは荒廃を極めているし、8マイルロードを境に富裕層・貧困層、白人・黒人のセパレートができてるのは本当らしい。主人公は黒人コミュニティの方で生活してるから白人は正当に評価はされない。母親は本当にどうしようもない人だし、最後に救いがあったのはエミネム本人が考えたのか、監督が考えたのか考えてしまった。


想像を絶するレベルの貧困で、多分こうやって足元の暖房なんかつけてPC弄ってる自分には絶対に理解できない部分がありそう。
まずちゃんとした家がない…。1年に数回転校することもあっていじめられてまくってたって言うあたり、家の事情はリアルなんだと思う。



追いこまれつつも、仕事場に向かうシーンでこのまま夢を追い続けるか、諦めるべきかどうしたらいい?って仲間に聞くの強烈だった。
ひたすら車のプレス作業進めてるのも何故か印象的。



この動画に使われてるLose yourselfはこの映画の主題歌でもあるけれど、とにかくエネルギッシュでハングリーでこれまたノートに入ってるitunesですぐさま買ってしまった。
前半は映画の人物を、後半はスーパースターとなったエミネム自身のことを歌ってるのかな。
行くところまで何が何でもやり切るっていう、すごい。



仮住まいは失くしそうだし、母は発狂するし、幼い妹を守るためにも次のアクションは絶対に間違えられない...って決意を固めた後で流れるから鳥肌モノです。



もう数年早くこの映画と出会っていたら、今頃仕事始め疲れたーとか言ってそう。
それぐらい衝撃でした。