告白してみた

もうすぐ夏休みで前期も終わる。
このままだと内に秘めた思いを残したまま卒業することになるだろうからと、思い切ってSBに告白してみた。

結果は案の定駄目。
本当に恋愛っていうものが出来ない人だった。

今後に役立てるようにということで、感想戦が始まる。
彼女は一定のラインを引いていたつもりらしいが、俺にはやや気を許してくれたかのように思えてしまった。

ex1)二人で会うときにヘアスタイルを俺の言ったヘアスタイル+普段はしない化粧をしてくる
ex2)香水を一緒に選びに行くetcetc

彼女の口から「君を信頼しかけてた」と聞いたときは申し訳ないと思ってしまった。
でもそれって恋愛対象じゃないっていうことでもあるんじゃないかと思うと複雑だ。


思いを伝えてスッキリしたものの、ジワジワとボディーブローのようにくるこの感覚、本当好きだったんだろう。今夜は『バッハの旋律を夜に聞いたせいです。』を横で流しっぱなしにする。